台風・季節

北陸新幹線の水没冠水はなぜ?車両はどうなるの?台風19号の被害状況も

史上最大級といわれた台風19号(ハギビス)は、予想を遥かに上回る被害をもたらしました。

各地の河川で氾濫や冠水が起こり、今も尚復旧の目処がたっていない状況が続いています。

北陸新幹線もその中のひとつ。

車両が水没してしまった理由は?車両はいったいどうなるの?そして改めて台風19号による被害状況も確認していきたいと思います。

題して北陸新幹線の水没冠水はなぜ?車両はどうなるの?台風19号の被害状況もということで、さっそく本題へ入っていきましょう。

北陸新幹線の水没冠水はなぜ?

北陸新幹線が水没・冠水してしまったニュースをうけて、ネットでは「なぜ車両を逃さなかったのか?」という議論が広がっています。

千曲川は氾濫し、大規模な浸水被害が発生した川になります。

なぜ川の近くに車両センターを設置したのか?に関しては、こんなことになるなんて予想していなかったということなのかもしれません。

しかし、水没する前に移動できなかったのか?に関しては、車両を動かすのにも人手が必要なため、もし仮に移動作業などを行っていたら人ごと水没した可能性があります。

以上のことは今後の課題になりそうですね。

北陸新幹線の水没冠水した車両はどうなるの?

上の画像の通り、台風19号の豪雨が続いたため長野県千曲川が氾濫し、その影響で新幹線が水没・冠水してしまいました。

長野市赤沼にあるJR東日本の長野新幹線車両センター

水没したのは北陸新幹線の車両、あわせて10車両が水没・冠水。

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何度見ても本当に恐ろしい状況です

では、この水没・冠水してしまった車両は一体どうなるのでしょうか?

10月14日現在、車両がどうなるのか?に関するまだ正式な発表はされていません

しかし、状況からしては台車交換(下部分のみ交換)もしくは廃車の可能性があるということです。

雪に強い北陸新幹線ですが、電気機器設備は水に弱いため、おそらく修復は不可能・・・。

だとすると、廃車の可能性の方が高そうです。

参考までに、被害総額は、1両あたり約2.7億円。

そして1編成あたり約33億円。

10車両が水没しているので、合計で約330億円の被害総額ということになるそう。

写真にあるとおり、車両センターもほぼ水没・冠水している為に、そちらの費用も計算に入れると、とんでもない額になる計算です。

北陸新幹線台風19号の被害状況も

改めて台風19号(ハギビス)による北陸新幹線の被害状況を確認してみましょう。

車両がどうなっているのか、車両センターの中の状態はどうなっているのかについては、周辺の状況も悪いため、まだ情報が出ていませんでした。

まとめ

北陸新幹線の水没冠水はなぜ?車両はどうなるの?台風19号の被害状況もということで調べてみました。

今回の台風19号(ハギビス)の影響により、各地のいたるところで被害が発生していて、状況が深刻です。

ネットでも様々な議論がされていますが、今回のことでまた少しでも早い復旧と被害の縮小を祈るばかりです。