濃霧(のうむ)という言葉を普段はあまり聞きなれないと思いますが、ごくたまに注意報や警報をテレビやラジオの天気予報で耳にすることがるのではないでしょうか?
濃霧(のうむ)とは、簡単に言うと名前のとおり「濃い霧」。
サイレントヒルという風にも言われ話題になっていますね!
名前だけで想像はつきますが、ここでは発生条件と発生時期、そして原因など調べてみました!
題して濃霧(のうむ)って何?発生条件と時期や雲との違いも調査!ということで
以下、参考になれば幸いです。
Contents
濃霧(のうむ)って何?

濃霧(のうむ)とは、名前の通り「濃い霧」
霧(きり)とは、大気中に含まれている水蒸気の温度が下がり、その水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ状態のことを言います。
そして濃霧になると、基準は地方によって違いはありますが、大体は1km先に視界が届かない、そして海上で500mが見えない場合に出されます。
実際の濃霧の動画↓↓↓
濃霧⚠️ pic.twitter.com/VPgL8Owyxn
— 金魚一番 (@cosmo271) October 29, 2019
千葉・幕張も外が真っ白になっている状況がよくわかります。濃霧により交通機関に影響が出ているところもありますので、最新情報を随時確認するようにしてください。 pic.twitter.com/0RqEI4Nxze
— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) October 29, 2019
幻想的で美しくもあり、不気味で不思議な世界にも見えますね!
サイレントヒル(ホラー映画)に出てくるシーンに似ていることから、濃霧が発生すると「サイレントヒル」と言われるようになりました。
おはようございます。各地で濃霧が垂れ込めているようですね。運転する方などはご注意下さい。
「ミスト」作品情報👉https://t.co/ezKir78JkL
「サイレントヒル」作品情報👉https://t.co/2Z0zm1co87 pic.twitter.com/yOCyC7bEYo
— 映画.com (@eigacom) October 29, 2019
霧の発生条件と時期は?
霧の原因は、大気中の水分量が多いこと、気温が下がること、そして盆地に発生しやすいです。濃霧ともなると視界が悪く、交通機関にも影響がでてきます。
時期は春と秋と言われていますが、環境や土地によって様々。
しかし、「霧」は秋の季語になっているので、秋の方が比較的霧が発生しやすいと言われています。
霧の種類は主に5種類あり、
- 放射霧・・・地表面から熱が放射されると地面が冷え、地面と接している水蒸気を多く含んだ空気を冷やすことにより発生する。
- 移流霧・・・暖かく湿った空気が水温の低い海上に移動すると発生する。海霧ともいう。
- 蒸気霧・・・暖かく湿った空気が冷たい空気と混ざって発生する。冬にに息が白くなるのはこの蒸気霧の原理。
- 前線霧・・・温暖前線から降る比較的暖かい雨が、前線の下にある 寒気内でいったん蒸発して水蒸気となり、それが再び冷やさることにより発生する。
- 上昇霧・・・湿った大気が上に行くことによって冷やされ発生する。
都会では主に放射霧が発生します。
今朝の千葉県市川市のようすです。#霧 につつまれた朝となりました。 pic.twitter.com/NFmAP5MzlP
— 東京新聞写真部 (@tokyoshashinbu) October 29, 2019
雲との違いは?

雲も霧も同じ空気中の水蒸気が凝結してできた水滴。
違いは、上空にあるか地表面にあるかということになります。
山に雲がかかっているとき,ふもとにいる人には「雲」、山に登って雲の中にいる人にとっては「霧」となります。
まとめ
濃霧(のうむ)って何?発生条件と時期や雲との違いも調査!ということで調べてみました!
発生条件は、水分が多い大気と冷たい空気。
そして時期は秋が多く、雲と霧の違いは地か空かということでした。
中学生の時の勉強を復習したようでした。
大人になって改めて調べてみると本当に勉強になりますね!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました★